当社では入社2年目以降の希望配属先を、申告することができます。これが人事申告制度で、その提出書類のことを「人事申告書」といいます。当社の場合は、人事申告書を毎年、全社員に配布しています。申告の成就する割合は、毎年67%程度で、3人に2人の希望が通るということです。他社でも同様の制度があると聞いていますが、あくまで人事異動の参考情報と捉えている会社が多く、当社のように、毎年成就率67%を会社方針にしている会社は非常に珍しいようです。また、この人事申告書に記載した社員と面談を行い、叶う場合は期待すること、叶わない場合は、今後の、成就に向けての具体的な課題を伝え、自己評価との差異を擦りあわせています。

 「なぜ最初の配属先は選べないのか?」との質問を受けることがあります。入社直後の期間は、会社のこと、仕事のこと、先輩のことを詳しく知っていただく期間として捉えていただき、会社のことを一通り理解してから、自らの配属先を考えてほしいと思っているのです。当社の応募職種は「技術職」「営業職」「事務職」ですが、もし他社のような特定の職種(研究職、品質管理職など)で採用した場合、それが自分の想像していた仕事でなかったとしても、そこで勤め続けなくてはいけません。また、社会人になると、学生の時と違っていろんなことに興味を持つものです。工場で改善活動を熱心にする人もいますし、自分たちの作った製品はどんな売られ方をするのだろうと営業を希望する人もいます。
 希望が叶うかどうかと入社後の頑張りは無関係ではありません。早い段階から自らのキャリアに向き合い、日々の仕事に挑んでほしいと思います。

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